
こんにちは!バンブです。
自己紹介でも書いた通り世間的には転職回数が多い僕がどんなことを考えて、何をきっかけに転職を決意したかを紹介。あまりに深く考えすぎて、踏ん切りがつかなくなったり思考のドロ沼に陥っちゃったらぜひ参考にして欲しい。
今回は、自分の専門分野を確立した後に待遇面(特に給与)の改善を目指す転職について。
ちなみに、自己紹介をまだ読んでいない方はコチラ↓↓↓
まずは専門分野を変えたい!という方はコチラ↓↓↓
僕の職歴をもう一度おさらい
僕のキャリアは最初の2年を除いてひたすら経理とか税務といった数字を扱う仕事。いわゆる間接部門での経験が多いが、コンサルタントをやっていた時期もあり営業的な要素も経験してきた。時系列で書くと、
1.外資系メーカーの経理部
↓
2.個人の税理士事務所
↓
3.大手の税理士事務所
↓
4.〃のアメリカの事務所(社内転勤)
↓
5.外資系小売りの経理
↓
6.外資系小売りの経理(今はココ)
こんな感じで転々と会社を渡り歩くこと転職5回で今は6社目。
上の時系列の後半は管理職として勤務。部下のアリ・ナシは会社や部署の状況にもよるので、管理職でも一人親方的なときもある。自分はその方が気が楽で気に入っている。
今回は、違う税理士事務所へ移ったり、同じ経理でも別の会社の経理に転職したりした経験についてシェアするよ。
なぜ同じ分野で転職するのか
同じ分野で仕事を続けるなら転職する必要があるのか?という疑問が湧くよね。人によって理由は様々あると思うけど、代表的なものを挙げてみよう。
給与アップしたい
大卒で入社して10年もすると30歳台前半。結婚する人も増えてくる。そうすると、家を買ったり、子どもができたりとライフスタイルに変化が出てくる。一人で生活するよりもお金がかかるし、将来のことを考えるとお金を稼げる能力を身に着けたいと思うのは当然のことだと思う。
ライフステージの節目は仕事の仕方も含めて考え直す良い機会だから、この際給与アップを目指すのはアリだと思う。
別の専門分野(サブエリア)を経験したい
以前の記事(リンク)でも紹介したのがメインエリアからサブエリアへ自分の専門を深掘りする方法。マーケティング全般からBtoBに特化するなどの例だ。
サブエリアを経験すると、他にもいろいろなサブエリアがあることに気がつくと思う。さらに、将来的に仕事が増えそうなエリアや、逆にAIに取って代られる可能性があるエリアも見えてくるだろう。それをもとに、自分がやっているエリアの周辺エリアの経験を積みたいと思うこともあるかもしれない。
社内でそれが実現できない場合、転職の動機に十分なりうる。
給与アップは望めるか
上で2つの転職理由について書いたけれど、今回のテーマは1つ目の給与アップを目指す転職なのでそちらにフォーカスしたい。
転職で給与アップは望めるか?と聞かれれば、答えはイエス!
もちろんそれまで経験したこと、将来性、チャンスをつかもうとする積極性などが付加価値となって、その付加価値を労働市場価格で表したものが給与と言える。だから、言いかえるとこうなる↓
転職で得られる給与=自分のマーケットバリュー(市場価値)
なぜ社内異動ではこれが実現できないかという疑問はもっともだ。すべての会社に当てはまるとは言えないが、多くの場合、給与は前年の支給額±パフォーマンス調整となっている。そこには外部要因である労働市場価格が反映されない。したがって、マーケットバリューとはならない。
転職で気をつけること
とはいえ、転職すればバラ色のキャリアかと言えばそれはわからない。ある程度の不確実性は受け入れる必要がある。不確実性は、自分の想像と現実が一致しないことで現実のものとなるが、多くの場合それがネガティブな方向に現れる。例えば、思っていた仕事と実際の仕事が異なるのは最たるものだ。
それを避けるために以下のことを実行しよう。
- できる限り会社とその業界のことを知ろう
- 社内の状況について情報収集しよう
- 面談で率直に質問してみよう(聞き方は慎重に!)
当然と言えば当然だけど、転職活動は普段の仕事をしながら行うものだから、忙しさでつい情報収集を甘く見てしまいがちになる。のちの後悔を防ぐためにも事前にしっかりと対策をしておこう。
給与アップを目指す転職ならではの注意点
給与アップは、給与をマーケットバリューに引き上げる(下げるのは想定しないよ)ことなので、そこにも注意点がある。主な点は以下の通り。
- 金銭的(ボーナスや退職金)・非金銭的(有休の取りやすさ)な福利厚生を考慮すると実質的に待遇が悪化する
- 一時的には給与アップだが、その後の上昇余地が小さい
- ポジションに対する要求が非常に厳しい
1は事前の情報収集である程度回避できる。2は考え方によるが、受け入れた上でしばらく頑張り、その状況に陥ったら次の転職を考えることも一案だ。そもそも将来のことはわからないと割り切ることもできる。
3つ目はリスクで、例えば、上司が非常に厳しく部下がみんな辞めてしまった状況なども考えられる。入社したは良いが、あまりに過酷ですぐに燃え尽きてしまうケースもありうる。僕は隣の部門がこの状況になっているのを見たことがある。そのときは、異様に打たれ強い人が入社して徐々に改善していったが、それに賭けるのはあまりにリスキーだ。
3つに共通するのは、一見して外からは見えにくいこと。
回避するには情報をできるだけ集め、慎重に考えてから決断すること。必要であれば、追加の面談を要求するのも良い。会いに行くのが大変であれば、電話で応対してもらったり、社員を紹介してもらって食事をしながら話を聞くのも検討に値する。
貪欲に情報を求めていこう。安易な決断だけは絶対にしてはいけない。
転職の情報収集
上で見た通り、情報収集は先々の不確実性を小さくするためにも必要だ。興味のある会社に知り合いがいれば、それを活用するのもあり。リンクトインなどのSNSを使えば、友達の友達にそういう人を見つけられるかもしれない。友達を通じてコンタクトしてみると良い情報が得られるかもしれない。
ただ、その場合に気をつけたいこともある。具体的には以下の2つ。
- 同じ会社でも部署で文化が違うことがある
- 職位によって関わる人も変わるため、会社の見え方も異なる可能性がある
あくまでも自分が行きたい部署や職位ではどうかと考えながらアドバイスを聞くことが重要となる。
誰も知り合いが見つけられない場合や、セカンドオピニオンを聞きたいときは、転職エージェントがやはりオススメ。業界のこと、会社のこと、上司のこと、募集の背景など生の情報が得られる。
また、会社は同じ転職エージェントを長く使うものなので(支払先の登録など転職エージェントを変えるのは意外に面倒が多い)、過去に見てきた人と会社の相性なども参考に聞いてみると良い。
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